世界を旅する くろねこフィルム【おばちゃんカメラマンYükaのブログ】

ビデオカメラ一つで世界中を旅しながら生きる。そんな新しい生き方を目指して2016年35歳で会社を辞めました。映像のお仕事でどうやって世界を旅して生きていくのか?その過程を書き残します。雇われ仕事にちょっと疲れちゃった人にも読んで欲しいな。立ち上がれ!30代フリーランス!が合言葉。

【雑食な雑記】マーベルづくしの日曜日と映画のこれからを考える

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でっかいアイアンマン。すげーカッコよかったです。(曇ってて暗かったのでものすごくエフェクトかけてます。)

 

今日は何年かぶりに映画を観に出かけました。前々から観たかった「ガーディアンズオブギャラクシー 2」(邦題だとなぜか「リミックス」 …)、TOHOシネマズ六本木ヒルズまで行って来ました。3Dは観たことなかったので初3Dでしたが今回はさらに飛び越えてMX4Dなるものに挑戦してみました。

 

要するに今まで平面でしか映画を観ていなかった人が急に飛び出す3D映像と全身で体感する4Dに一気に挑戦するという無謀な企画です。

 

前作はhuluで観たのですが我が家では最近、映画は家で観るものという認識。でも前作がとても面白かったので、新作は映画館に観に行きたい→(調べていくうちに)今時はMX4Dなるものがあるらしい→じゃあそれで。という流れです。

 

日曜日かつ父の日ということもあり、席は事前に予約しました。MX4D を観るためには通常のチケット代にいくらかプラスされます。さらに3Dメガネを持っておらず、購入しなくてはならないため2人で計6800円!映画に1人3400円!

ちょっとしたテーマパークの入場料くらいかかりましたが、とにかく楽しみたいというのが先行しました。

 

事前に色々とMX4D についてのレビューを読んでいたのですが、とにかく揺れるってことなのでポップコーンではなくアップルパイを頼みました。ジュースはLサイズのコーラ。外国サイズのようですごくデカイ。でも席のドリンクホルダーには収まります。

 

映画の感想やらはまた別の機会に書きますが、もうすでに映画は映画ではなくなり、エンターテインメントやアトラクションへと進化を遂げていました。

多少なりとも映画という世界に関わったことがある者からすると、映画館に映画を観に行くという習慣はいずれ廃れてしまうんじゃないかと思っています。我が家でさえオンデマンドで映画を見てしまっているのですから…。でもこの新しい4Dという仕組みは「映画館でしか体験できない」という付加価値を生み出しているように思います。3Dに関してはチラホラと庶民が家でも楽しめる仕組みが登場して来ているので3Dだけでは映画館に足を運ばせるのは難しくなってくるのかも。

 

映画の後は52Fでやっている「マーベル展」へ。こちらは映画とはまた別の面白さがありました。実際に着用していた衣装があったり、精巧なフィギュアがあったり、原画や映像などマーベル作品が好きな人にはたまらない展示会ですね。アメコミの絵の感じやデザイン・色味は日本のアニメとはまた違う味があります。すごくいい。漫画の表紙の原画には手貼りでタイトルや号数・本の会社名などがつけられていて、現代ではパソコンで処理していることを以前はこうやっていたなぁと思い出させてくれます。なんかこれもすごくいい。

 

最近の映画やアニメについていけてないだけかもしれませんが昔の作品って「こうしたい」という理想に近づけるため、その時々でできる限りの知恵と工夫がされているんですよね。それが「不可能」だと思われていたことを表現できたことで見る人を感動させられるんだと思います。現代の映画や漫画はやりたいことがほぼ実現できる環境にあります。もちろんその中でも色々な工夫をしていると思いますが、資金をかければなんでもできる感じがちょっと寂しい気がします。考え方が古いかもしれませんね。

 

今回の映画→展示会という流れはすごく面白い企画になりました。今観てきた映画の衣装をもう一度、今度は間近で実際に見られたりその作品の原画やヒストリーが見られること、これも新しい映画のスタイルになるかもしれません。インターネットで調べればいいこともありますが、映画を観終わった後のテンションで展示を見るとまたさらに作品にのめり込める気がします。DVD特典にあるようなメイキングを展示するのもいいかも。役者さんのトレーラーとか監督のイスなどの撮影現場の再現展示とか。展示の内容は色々と考えられます。

こういうのがあったら映画館に行きたくなるかも。映画では説明しきれなかった部分の補足だったり、役者さんの素顔だったり、映画にプラスワンの特典が映画を観にくれば楽しめる。映画の世界に浸れるいい流れです。

 

フランスやアルゼンチンではすでに始まっていますが、小学校から「映画」の授業をするそうです。映画館離れが進む中、映画について学び、「映画館に映画を観に行く」ことを学びます。映画も芸術としてお勉強するんですね。実際に映画を観に行ってそれについて話し合ったり、テーマを決めて何か作ったりするそうです。すごくいい。

フランスに次ぎ、アルゼンチンが小学校で「映画」を教える国に! | TABI LABO

TABI-LABOさんの記事より。

 

いつかオープンする子ども食堂にも小さな映画館を作ろうと思います。美味しいご飯を食べた後は映画をみんなで観て、その後感想を言い合ったり気に入ったシーンを自分たちでも撮影してみるとか。展示は予算的に難しいかもだけど、何か関連の展示もできたらいいな。いつか映画に興味を持つ子が出てくるかも。なんて。

 

いい1日になりました。

また映画館で映画を観たいと思います。

●運営者:Yüka●

笑顔を引き出す映像職人。
フリーランス2年生。
35歳で脱サラ。
なんのスキルもコネもないのにフリーランスの映像職人になりました。

●このサイトの考えかた●

最近「新しい働き方」が注目されています。若い世代はすでに適応し始めています。
その陰で戸惑っているのが私と同じ30代半ばからそれ以上の世代。
「どうせ若い世代だけの話でしょ?うちらはこのまま生きて行くしかないよね」と。

私がこのブログで伝えたいこと。それは

「生き方を変える」のは今からでも遅くないんです。

ということ。
私自身が35歳で安定した会社員生活を卒業し、
ずっとやりたかった映像制作のお仕事をフリーランスという形で始めています。
その様子をブログで綴りながら、

30代後半からでもできるかもしれない!


とみなさんに思っていただけたらいいなと思っています。

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