世界を旅する くろねこフィルム【おばちゃんカメラマンYükaのブログ】

ビデオカメラ一つで世界中を旅しながら生きる。そんな新しい生き方を目指して2016年35歳で会社を辞めました。映像のお仕事でどうやって世界を旅して生きていくのか?その過程を書き残します。雇われ仕事にちょっと疲れちゃった人にも読んで欲しいな。立ち上がれ!30代フリーランス!が合言葉。

【自称フリーランス生活】自分の「効率」を把握してみる(あまりに初歩的なのでプロフリーランスの方はスルーしてください 笑)

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映像部門というよりは個人的なライブ写真。雇われ部門(バイト)2つの後急いで向かったのでNIKON D3200は持って行けずiPhoneで撮影しましたが設定せずともキレイに撮れる優秀なカメラですね。iPhoneでの撮影も一つのツールとして考えていくのもいいのかもしれません。被写体はthe bälls(ボールズ)というバンド。

ballss.net

ギターボーカルのNobuさんは片腕でギター弾いてます。AC/DCとかZZTOPとか好きな人におススメです。

 

さて、ここから本題です。

 

自称フリーランス(a.k.a 初心者フリーランス)の私は自分の「効率」というものをまだ把握できていません。今までは自分の好きなようにやる環境でやってきたので、ライブ映像を撮影して、納期に1週間くらいもらっていました。簡単な編集とテロップ入れ&DVD焼きだけなのに…。サラリーマンがメインだったので基本的には週末に一気に作業するって感じなのでトータル3時間位で30分のライブビデオをDVDに焼いてレーベルも印刷して完成という流れだったと思います。その中にはレンダリングとか書き出しの時間も含まれています。それほど性能が高いパソコンをもっていなかったのでレンダリングと書き出しに結構時間を取られていた印象です。

 

最近はライブビデオのお仕事よりも、商品や店舗紹介、インタビュー系やセミナー系のお仕事を頂くことが多くなりました。素材は自分で撮影したり、撮影済みデータを頂いたり。仕上がり時間は5分~20分くらいの物が多いです。それほど複雑な編集はありませんが、テロップ入れとか音声の調整などをする必要があります。

お恥ずかしい話、今まではセンスだけを頼りに撮影や編集をしていたのでライブビデオ含め音声の別録りは基本していません。カメラのマイクで録音したものをそのまま使っています。ここへ来て別データの音声を映像に合わせる&音の大きさ等も調整するという作業が必要になってきました。現在のクライアントさんは皆さん私のセンスを買ってくれており、勉強をさせていただきながらお仕事をさせてくれています。本当にありがたい限りですが、納期に遅れたりとご迷惑をおかけするわけにはいかないのでとにかく効率よく勉強と作業をしていく必要があります。

 

よくもまぁこんな状況でフリーランスやってるわね・・・と呆れられそうですが。

 

この週末も映像編集・テロップ入れ・音声調整の作業がありました。10分ほどのものになりますが、作業を始めるまで不安で不安でしょうがなかったんです…。不安もあって作業を先延ばしにするという暴挙に出てしまい、土曜日からはじめるつもりが土曜日はほとんど作業しませんでした。日曜日になってものすごい不安に襲われます。「納期に間に合うんだろうか?作業が上手くできなかったらどうしよう。」そんな気持ちが湧きおこります。そう思ってしまうのには理由がありました。

 

自分の作業効率を把握できていない

 

はい。初歩的ですみません。

いったい自分は編集にどのくらい時間がかかるのか、テロップ入れはどうやれば早くできるのか、音声に関しては未知過ぎて…10分の映像を編集するのにどのくらいかかるのか正確に把握できていなかったのです。

今回に関してはそもそもの映像素材の長さ自体も把握していなかったので、何分の映像をつなげばいいのか、クライアントさんからの細かい指示も確認していなかったことが大きな不安へとつながったようです。

 

そこで、不安を一つずつ潰していきながら作業時間を計測しつつできる限り効率よく作業できるやり方を自分の中でマニュアル化しようと思いました。

 

まずは(作業効率とは関係ない、個人的な)不安要素から確認です。ひとまずクライアントさんからの作業指示書を良く読むことからはじめました。基本的なことですが読み飛ばしている部分があるかもしれないということで再度読み直しながら作業手順を組み立てていきます。併せてPremiere Proを開いて、いただいた素材をそれぞれ確認します。メインの映像素材とか音声ファイル、その他の素材があることをチェックします。メインの映像素材の長さを当初は30分と勝手に思い込んでいましたが10分くらいであることを確認して気持ちに余裕が生まれました。音声ファイルも特段難しい調整は必要なさそうだったので一安心。作業内容を把握できたことで少し頭の中が整理でき、不安も解消されたので土曜日の作業はここまでにしました。

 

そして日曜日は本格的に編集作業に取り掛かりました。作業時間を把握するために時間を計測します。10:30からスタート。土曜日に考えた作業手順に沿って進めていきます。途中分からないことや作業効率を上げるための技はこの本で確認しながら勉強&実践します。

 

Premiere Pro プロが教える知っておくべき効率&品質アップテクニック!

Premiere Pro プロが教える知っておくべき効率&品質アップテクニック!

 

 



 

悪戦苦闘しながら編集を終えたのが12:30。2時間もかかってしまいました。たった10分の映像ですが、会話の一部を強調するテロップを入れるため何度も繰り返し映像を見る必要があります。NGシーンがあればそこをカットしたりもします。慣れていないと10分の映像もこんなに時間がかかってしまうんですね。その後書き出しやらアップロードやらを含めると最終的に終わったのは13:30でした。私が10分の映像とその他付随作業を完了するためには3時間が必要なことがわかりました。

この作業に慣れることと、効率化できるスキルを身につけることでもっと時間を短縮することができそうですね。

 

こうして自分の効率を把握することで、1週間の内でどのくらいの作業がこなせるのかが計算できます。そのほかの仕事との共存ができるのかとかスケジュールを立てるのにも役立ちます。自分の効率を上げるための目安にもなりますね。ライティングや他の仕事も効率を把握することが必要です。(本当に初歩的なことでお恥ずかしい)

 

もっとスピードアップもしたいし、クライアントさんにもっとステキな提案ができるようになりたいです。もっともっと作業をこなして勉強をして私ならではのものを作れるようにがんばりたいと思います。

 

家事とか生活の効率も良くしないとね…。

明日も自称フリーランスがんばります。

 

 

 

●運営者:Yüka●

笑顔を引き出す映像職人。
フリーランス2年生。
35歳で脱サラ。
なんのスキルもコネもないのにフリーランスの映像職人になりました。

●このサイトの考えかた●

最近「新しい働き方」が注目されています。若い世代はすでに適応し始めています。
その陰で戸惑っているのが私と同じ30代半ばからそれ以上の世代。
「どうせ若い世代だけの話でしょ?うちらはこのまま生きて行くしかないよね」と。

私がこのブログで伝えたいこと。それは

「生き方を変える」のは今からでも遅くないんです。

ということ。
私自身が35歳で安定した会社員生活を卒業し、
ずっとやりたかった映像制作のお仕事をフリーランスという形で始めています。
その様子をブログで綴りながら、

30代後半からでもできるかもしれない!


とみなさんに思っていただけたらいいなと思っています。

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