世界を旅する くろねこフィルム【おばちゃんカメラマンYükaのブログ】

ビデオカメラ一つで世界中を旅しながら生きる。そんな新しい生き方を目指して2016年35歳で会社を辞めました。映像のお仕事でどうやって世界を旅して生きていくのか?その過程を書き残します。雇われ仕事にちょっと疲れちゃった人にも読んで欲しいな。立ち上がれ!30代フリーランス!が合言葉。

【雑食な雑記】フジロックにレミーを思う。

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自作のレミーTシャツ。自作ブランドの「ちょっとダサいライン」(笑)なのでこういう感じです。

 

(ここでちょっとグチを。)駅のホームでカラオケ大会はやめて頂きたい。そして大して上手くない(笑)ああいう人たちは一体なんなんでしょうね?(失礼いたしました)

 

今朝も早朝から雇われ部門(バイト)その1に向かうため自転車で駅に向かっていましたが、駅に向かう道すがら途中からアウトドアな服装と大きな荷物とキャンプチェアーを持った人たちがチラホラ見受けられました。

 

ああ、フジロックの時期だ。

 

フジロックの存在は知っていましたが、サラリーマン(社畜)時代なかなか行けずにいました。初めて参戦したのは一昨年のフジロック。Motörheadが出るというので友人のバンドメンバーやその友達と一緒に行くことになりました。ステップワゴンに6人で乗り込んで苗場まで。

 

初めてのフジロックはいろんなものが新鮮で、普段あまりアウトドア派でない私&相方も楽しむ事が出来ました。

 

昼間はあちこち歩いたり何かを食べたりしながら過ごし、メインステージ前の芝生に椅子を置いてのんびりくつろいでいました。モーターヘッドの時間にはもちろん最前へ(笑)

モウモウと猛る男たちに混じって最前から3列目くらいに落ち着きました。

薄暗くなってきた夕方のステージに

 

神 降臨。

 

大げさ(笑)

でもあの時初めて間近で見たレミーは神がかってました。おじいちゃん(失礼)とは思えないほどしっかりとした立ち姿。ベースを弾く手元。目に見えないけどものすごい圧のオーラ。

歌声は圧巻です。あの潰れたような声とすでに何を言っているかわからないレベルの話し方(笑)マイクの前で激しく動くでもなく、ステージ上を駆け回るでもないのですが存在感がハンパない。コーラのジャックダニエル割り(笑)も。

どれをとっても全てがレミーで、全てが私にとっては神様のように見えました。

 

もうすごくベテランなので、昔のような勢い感はないにしてもそれを忘れさせてくれるような重くて厚い音を聞かせてくれました。そんなレミーを支えるようなメンバーのお二人もかっこ良かったです。

 

今思えば、それが日本での最後のライブだったんですよね。フジロックの後亡くなったと聞いて驚きました。進行性の癌だったという事でフジロックの時はどうだか分かりませんが、もう大ベテランなので体のあちこちに不具合があっても不思議でない状況であのステージをこなしていたと思うとやっぱりレミーは「生き方そのものがロック」なのだと実感しました。

ロックな生き方ぶってるんじゃなくて、自然とそうなっているのがすごい。

 

レミーが生きている間にロサンゼルスのレインボーで遭遇したいという夢は叶わなくなってしまいましたが、レインボーにはいつか行ってこようと思います。

 

レミー、天国で何してるかな?

 

さて、今日はバイトその1&その2のダブルワークです。頑張ろう。

 

(追記)

忘れないように書いておこう。

モーターヘッドの後はfoo fighters がヘッドライナーとして登場しました。フーファイも好きなのでとっても楽しみにしていましたが、実は最前へではなく、ほとんど見えない端っこで見てたんです。モーターヘッドのまま前にいれば間近で見れたのに。

モーターヘッド後、

まだフーファイのお客さんがそれほど増えていなかったので一度腹ごしらえも兼ねてベース(椅子を置いたところ)に戻って友人に荷物を預け買い出しに向かいました。

20分くらいして戻ると、もうすでに人が海のようにいる(笑)我々のベースなんて見えやしない。友人に連絡をしながらベースを探しましたが見つからず。お財布や携帯は持っているので最悪家に帰ることはできますが、なぜそんなに必死でベースに戻りたかったかというと、

 

会社携帯がリュックに入りっぱなし(笑)

 

だったのです。当日は金曜だったので有休を取って参加していましたが、サラリーマン(社畜)たるもの有休だろうがなんだろうが取引先からの電話には出なくちゃいかんと洗脳されていたのでフジロックにも会社携帯を持参していました(見事に社畜 笑)。

今思えば、万が一携帯を無くしたって簡単な反省文と自腹で会社携帯を買えばいいだけ(個人情報云々に関しては特にお咎めなしな会社でした。)だったのに、この世の終わりくらいの勢いで焦ってしまい、フーファイが始まる直前まで人混みをかき分けて探し続けました。

結局見つからず、群衆から抜けて端っこにあるポカリスエットのテント前あたりでフーファイを見ていましたが気が気じゃないので全然楽しめず(笑)

当時ボーカルのデイブが足を骨折していて、ギプスをはめたままエマニュエル夫人みたいな形のロックな椅子に座ってたり、骨折した時の状況とかを話してくれたのですが、そんなのも全然楽しんでない…。

 

教訓

フジロックに行くなら会社携帯は置いていこう

(むしろ会社のことなんて忘れて楽しむべき)

 

結局は友人が必死にベースと荷物を守っていてくれました。普段は結構抜けててテキトーなヤツなので不安でしたが(笑)やる時はやるんだな。ありがとう友人。

 

色んなことありましたがフジロック楽しかったです。(小学生の夏休み日記的な締めくくり 笑)

 

 

●運営者:Yüka●

笑顔を引き出す映像職人。
フリーランス2年生。
35歳で脱サラ。
なんのスキルもコネもないのにフリーランスの映像職人になりました。

●このサイトの考えかた●

最近「新しい働き方」が注目されています。若い世代はすでに適応し始めています。
その陰で戸惑っているのが私と同じ30代半ばからそれ以上の世代。
「どうせ若い世代だけの話でしょ?うちらはこのまま生きて行くしかないよね」と。

私がこのブログで伝えたいこと。それは

「生き方を変える」のは今からでも遅くないんです。

ということ。
私自身が35歳で安定した会社員生活を卒業し、
ずっとやりたかった映像制作のお仕事をフリーランスという形で始めています。
その様子をブログで綴りながら、

30代後半からでもできるかもしれない!


とみなさんに思っていただけたらいいなと思っています。

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