世界を旅する くろねこフィルム【おばちゃんカメラマンYükaのブログ】

ビデオカメラ一つで世界中を旅しながら生きる。そんな新しい生き方を目指して2016年35歳で会社を辞めました。映像のお仕事でどうやって世界を旅して生きていくのか?その過程を書き残します。雇われ仕事にちょっと疲れちゃった人にも読んで欲しいな。立ち上がれ!30代フリーランス!が合言葉。

【自称 旅ブロガー】アメリカ旅④ 涙の離陸(イギリス帰国時のリバイバル)

アメリカでの5日間はあっという間でした。

毎日楽しく過ごしていたからだと思います。社畜だった上に8月にもイギリス旅行のため長期休暇を取って同僚に「迷惑」をかけたという罪悪感から、10月のアメリカ旅は1週間が限界でした。有休はたくさんたまっていたのでもっと休もうと思えば休めたのですけどね。

 

最終日は飛行機が夕方だったので、とりあえず帰り支度をしてから朝ごはんを食べさせてもらいました。おじさんが昼になったら車で空港まで送ってくれるとのことだったのでそれまで家の近所を散策することに。

 

ここでも得意のドラッグストアを見つけ出しお買い物することに。

そこでのお買い物が

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ばばーん。

メタルゴッズ50組を紹介する雑誌!!

ドラッグストアに売ってるのがすごい。真っ先にこれをカゴに入れました(笑)

その他はメイベリンのマスカラ(たぶんこの当時は日本で発売されてないマスカラ)とレターサイズの3つ穴ルーズリーフ2冊(ファイルは持ってない 笑 アメリカの中高生が持ち歩いているヤツです。あれに憧れてました。)とグリーティングカード

 

その他にもいい香りのボディーソープとかお皿の洗剤とかお菓子とか色々あったのにも関わらず、メタルゴッズの雑誌を手に入れたことでテンションが上がってしまいそんなのには目もくれずレジへ向かったのでした。

 

近隣を散策しつつ家に戻ろうと大きな道の信号が変わるのを待っていました。

でも、何分待っても変わらない…行きは信号変わったのに。

ふと信号の根元を見てみると

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TO CROSS

PUSH BUTTON

 

渡るんなら ボタン押しなさいよ的な?

って書いてあるじゃん(笑)

 

たぶん行きは他にも人がいたので誰かがボタンを押したんでしょう。

それにひょこひょこ付いて渡ったので気がつかなかったんですが、アメリカでは大きな道でもボタンを押さないと信号変わりません。(皆さん知ってました?私だけ?)

日本だと大きな道は基本的には自動で歩行者の信号が変わるようになっているのでなんとなくそのまま待ち続けました。きっと車の人たちは「ああ、あの子信号の渡り方知らないのかな?かわいそうに」と思っていたことでしょう(笑)もしくは変なアジア人がボーっとしてる…くらいに見られていたかも。

 

やっと大きな道を渡って、家の1ブロック隣の民家で「ガレージセール」をやっていたので見てみることに。ドラマで良く見かける光景だけど本当にやってるんだね。

入らなくなった服や靴、雑貨やインテリアなど色々と並んでいました。

ここでもへんてこなアジア人ぶりを発揮してしまい、ふらふらと見るだけで声もかけずその場を離れました。次回はちゃんと話しかけよう。

 

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古びたレンガと青いお花がステキな角を曲がれば家に着きます。

短時間ではありましたが、ここでも地元民っぽい体験ができたので満足しました。

 

その後おじさんの運転する車でサンフランシスコ国際空港へ。

途中ちょっと渋滞に巻き込まれたりして焦ったりしながら無事に到着し、ママンの大きなスーツケースと底に入りきれない大量のお土産を持って出国手続きをしました。

おじちゃんおばちゃんは私たちが見えなくなるまで見送ってくれたのでママンはちょっと寂しくなったみたいです。私もまた「悔しい」気持ちが(笑)

 

親戚が住んでいるにもかかわらず、私はそこに残って何かをしていくスキルも無ければ勇気も無い。だから日本に帰るしかないんだって。日本に帰ってまた葬列のような通勤の波に乗って、太陽の当たらない建物の中で黙々と仕事をし、外回りで理不尽な目にあい、ぐったりしながら家に帰って眠ってまた出勤するだけの生活に戻るしかない。

イギリスでも感じた感情が飛行機の離陸の瞬間にあふれ出てきてしまう。

 

(当時は社畜だったので、それを辞めて生きていける自信がありませんでした)

 

悔しい思いと共に日本に戻り、アメリカ旅は終わりました。

 

 

社畜から脱却した今、お金はありませんが思い立ったらいつだってアメリカにもイギリスにもいけるんですよね。しかもパソコン一つ持っていればできる仕事もいくつか増えてきたので、それで食いつなぐのもありなのです。

やっぱり社畜を辞めてよかった。

 

 

 

●運営者:Yüka●

笑顔を引き出す映像職人。
フリーランス2年生。
35歳で脱サラ。
なんのスキルもコネもないのにフリーランスの映像職人になりました。

●このサイトの考えかた●

最近「新しい働き方」が注目されています。若い世代はすでに適応し始めています。
その陰で戸惑っているのが私と同じ30代半ばからそれ以上の世代。
「どうせ若い世代だけの話でしょ?うちらはこのまま生きて行くしかないよね」と。

私がこのブログで伝えたいこと。それは

「生き方を変える」のは今からでも遅くないんです。

ということ。
私自身が35歳で安定した会社員生活を卒業し、
ずっとやりたかった映像制作のお仕事をフリーランスという形で始めています。
その様子をブログで綴りながら、

30代後半からでもできるかもしれない!


とみなさんに思っていただけたらいいなと思っています。

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